公開中の映画「missing」を見てきました!
この映画はちょうど一年前に、沼津市や裾野市で撮影され、私は沼津駅北口での撮影現場を見たので、とても心待ちにしていました。
あらすじ
この映画のあらすじは、平凡で幸せに暮らしていた家族に突然悲劇が訪れるもので、6歳の娘が行方不明になってしまうところから始まります。
そこで、地元のテレビ局に出演して訴えたり、ビラを町行く人たちに配ったりして必死に娘を探すのですが、なかなか見つかりません。
その間、協力してくれて暖かい人たちがいる一方で、SNSでの誹謗中傷、いたずらなど、家族は心をえぐられる思いをし、時には発狂しそうになったり、また冷静になったり。
このような事件が起きた時に、当事者、世間、周りの人たちがどうなるのかをリアルに追っていて、ノンフィクションのような感覚でも見ることができます。
ただ、ノンフィクションと感じたのは、私の住んでいる町が出ていたこと、それも沼津市で起きた事件として描かれていたことによることが大きいと思いますが。
キャストと撮影現場
主人公の母親役には石原さとみさん、その夫役に青木崇高さん、テレビ局の記者役に中村倫也さんと、キャストも豪華。
映画を見ると当然わからないのですが、まわりには多くのスタッフさん、エキストラの方、そして見物客がいました。とにかく同じシーンを何回も何回も撮影していて、俳優さんて華やかに見えるけど、意外と地道な作業を繰り返していて大変だなあと思いました。
それにスタッフさんがまわりにたくさんいて、撮影時に人が入ってこないように見張っていたり、写りこんでしまいそうな見物客を誘導したり、また写真を撮っている見物客には厳しく声かけをしていて、現場はピリピリしていました。なので撮影の様子も遠目からしか見ることができなかったです。
石原さとみさんがビラを配るシーンは見えましたが、セリフはまったくわからず、映画を見て、そんなセリフだったんだと確認できました。
その時、高校生の娘と見に行ったのですが、娘はもう早く帰りたい、私はあとちょっと、とわらわらしていたら、突然、至近距離に中村倫也さんが現れて、スタッフの方と二人で近くのホテルの方へ歩いていきました。
そしてすぐにホテルから出てきて、その間、目がくぎづけになりました。多分、休憩時間だったと思います。それにしても撮影ではない時にも姿勢がまっすぐで、ゆうゆうと歩く姿が美しかったです。
俳優さんて普通の時でもあんなに立ち姿、所作が一般人と違うのかと驚きました。
撮影のお知らせ
実はこの撮影、数日前に家のポストに撮影の日時を知らせるプリントが入っていました。
近隣の家には入れているんだと思います。「ご迷惑をおかけしますが…」という内容でしたが、こういうことは初めてで、しかし、なんの映画なのか、俳優さんはどなたが来るのかは書いてなく、当日までドキドキしていました。
映画の感想
全国封切りの規模の大きな映画なのか、はたまた単館で上映されるようなこじんまりとした映画なのか?それが目の前に中村倫也さんが現れた時、これは全国規模の映画だあ!とびっくりでした。